【 警察・消防・スクールサポーターからの感想 】


【消防からのお話】


 消防車を運転する人は最初に何をするのか?について説明します。
 それは、今日のマップづくりのように実際に歩いて消火栓や防水そうをチェックします。
 消防車が入れるだろか?実際にホースを引っ張る場合、どこに消防車を置けばいいのか?など
 考えて自分専用の地図を作ります。
 今日は、このように皆さんの目で見てチェックしてみてください。

 消火栓のフタは、最近のものは丸くなっています。古いものは四角です。
 この消火栓のフタは、チェーンがついているものとついていないものがあります。

 また、マンホールの話になりますが、水位差がでると水が噴出します。
 チェーンがついているものだと流されずにそばにあるのですが
 古いものでチェーンがついていないものは、流されてしまい人が落ちてしまうことがあります。
 ですから自分のお家の近く(避難経路)は注意してチェックする必要があります。

 次に年に一度、防災訓練を行うのですが、その時にバケツリレーを行います。
 小さな川の流れでも塞き止めればバケツリレーで消火活動ができますから
 そのような場所を見つけたらチェックしてください。

 平成18年の青梅市の火災は57件。ここ20年間での平均は68件です。
 皆さんに覚えて欲しいこと。自分たちが生活する中には、必ず火災はあるということです。
 小さい子は、119番かけれるかな?電話がかけられない場合は大きな声を出して大人を呼びましょう。
 多摩の司令室(立川)では、様々な問い合わせを含めて27秒に1回119番への電話が入ります。
 また、18年の青梅市での救急車の出動件数は、5211件です。
 この救急車の使い方ですが、軽症であまり必要性のない方の利用があります。
 重症の方へ回せないことも考えられますから利用する時は考えて通報してください。

 次に地震についてですが、
 平成6年、震度3〜4。青梅市近郊が震源地になったことがあります。

 東京直下型の地震の際に青梅市で気をつけなければいけないことは、
 地震による火災よりもがけ崩れでの死者ありの確立が高いということです。
 火災で1名とするならばブロックの倒壊で3〜4名。がけ崩れでは6〜8名の割合と考えられます。

 この東京直下型の地震ですが、埼玉県、神奈川県よりになると青梅市内の30%が震度6弱と
 予想されています。

 次に水害についてですが、
 東京の一年の降水量は、約1400mmです。
 一日の降水量が140mmを越えると当然被害がでます。
 40mmを超えると注意報がでます。
 友田の場合3日間続けて300〜400mm降るとがけ崩れが起きます。

 次に避難情報についてですが
 避難準備、避難勧告、避難指示とあります。
 避難準備が出た時ると高齢者や体力のない方は、避難所、避難場所へ移動してください。

 避難勧告の場合は、避難した方がいいですよという意味なのであまり効力がありません。
 しかし、避難指示(避難しなさい)まで待っていると被害が大きくなり間に合わなくなります。
 ですから、早め早めの行動を取ってください。

 次に津波についてです。
 青梅市には津波は来ませんが、皆さんが仕事や遊びで海の近くに行くことがあると思います。
 その時に知っていると助かります。膝くらいの高さの津波が来ると引きが強く沖に流されると
 言われていますから是非、知っておいてください。

 



【警察からのお話】


 青梅市全体の平成18年の犯罪件数は、1646件。
 平成18年の1月は、106件、平成19年の1月は96件と昨年に比べ減少傾向にあります。

 平成18年の友田地区での犯罪件数は、車上ねらい、空き巣、自転車の盗難など21件ありました。
 友田1丁目6件。友田2丁目7件。友田3丁目1件。友田4丁目2件。友田5丁目5件。
 長渕1丁目7件。

 平成19年の1月につきましては、友田も長渕も0件です。

 次に子どもに対する犯罪について説明したいと思います。
 青梅市内での子どもへの声かけ、つきまといですが、
 平成18年、19件の内、女の子が14件。男の子が5件。
 小学生が14件。中学生が5件。
 朝、登校時の7〜9時が9件。夕方、下校時の3時〜6時が6件となっています。
 この発生場所は、青梅市でも多摩川の北側が多く発生しています。

 この誘い方ですが、お菓子をあげるなどが多いです。学校はどこ?駅はどこ?などもあります。
 保護者の方は、子どもに知らない人にはついて行かないとうことを指導してください。

 次に振込み詐欺についてですが
 今年に入って5件青梅管内で発生しております。
 その内、2月に入って4件と急激に発生しております。
 内容は、息子さんが会社のお金を使ってしまってお金を振り込まないと
 警察に捕まってしまいます。というものです。
 さらに皆さんご存知だと思いますが、今年に入って銀行振込が10万円以上振る込めなくなっています。
 そのため、バイクの宅配便を使って実際にここまで取りに来るという手口になっています。
 例えば、3日に分けて3回取りに来て900万円騙し取られた例もあります。
 18年の事件は、35件で5300万円です。一番多かったもので1000万円以上振り込んでいます。
 この対応として、このような電話が掛かって来たら必ず、本当にこんなことがあったのか?と
 息子さんやご主人さんに確認してください。
 それでも不安でしたらお金を振り込む前に警察に来てください。





【スクールサポーターからのお話】


 皆さん覚えてますか?いかのおすしの話をしたおじさんですよ。
 さて、今日巡回する時に気をつけて見る点ですが、犯人の心理から見る
 侵入しやすいところ、見通しの悪いところをチェックします。

 例えば公園を見るときに公園はあるが道路から高い位置にあって人目が少ない。
 また、公園には遊具がない。遊具がないから人が来ない。公衆便所があるがカギ壊れて閉まらない。
 電気が消えている。植木はあるが、手入れがまったくされていない。
 そのような場所に連れ込まれる可能性が高くなりますから注意してチェックしてください。
 また、夏に出るマムシも注意するといいと思います。

 子ども達は、地域の人に尋ねて犯罪の起きそうな場所とか注意しなければ
 いけない場所を教えてもらってください。

 保護者の方は、今日歩いてみてこんなものがあったのか?ということがかなり出てくると思います。

 今日、発見した危険なところは、今後注意して近づかないなど犯罪から身を守る術を学んでください。





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【お問い合わせ】 青梅ボランティア・市民活動センター (担当/高瀬)
〒198-0042東京都青梅市東青梅1-177-3 青梅市福祉センター2F
電話   0428-23-7163